2020年に東京で開催されるオリンピックとパラリンピックの選手村で燕市特産の洋食器や調理器具の使用を働きかけるプロジェクトが設置され、どのような食器が求められているか調べるためオリンピックに出場した選手から聞き取り調査を行うことを決めました。このプロジェクトは燕市や地元の商工会議所、それに洋食器の製造業者などでつくる組合などが7年後の2020年に東京で開催されるオリンピックとパラリンピックをきっかけに燕市の金属加工技術を広く発信しようと設置したものです。18日は燕市役所で初めての会議が開かれ燕市の鈴木市長が「産地一丸となってプロジェクトを進めていきたい」と抱負を述べました。会議では、選手村でどのような洋食器や調理器具が求められているのかを調べるため、オリンピックに出場した選手から聞き取り調査を行うことを決めたほか、製品の良さを知ってもらうためオリンピックの際はものづくりの現場を見てもらうべきだといった意見が出されていました。
プロジェクトのメンバーで日本金属洋食器工業組合の捧和雄副理事長は「製品にオリンピックデザインを施すなど歴史に残るものをつくって採用してもらえるよう取り組みを進めていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033048071.html