疲れすぎて眠れない、食欲が出ない、イライラする……そんな症状は、放っておいても治りません。疲労のたまりやすい多忙なビジネスパーソンこそ、サプリメントを有効活用すべし。タフなカラダを手に入れて、自信も復活させよう!
◎生活習慣を見直し、サプリでフォロー
体のコンディショニングのプロである全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会日本支部PDAの桑原弘樹さんに、夏をパワフルに乗り切るサプリメント選びについて伺った。
「サプリは栄養補助食品。基本は質のよい食事を摂ること、そして、夏バテ予防には十分な水分と塩分の補給が大前提です。しかし、何らかの事情で体調管理が難しい人には、体調の変化や目的に合ったサプリの活用が有効です」
桑原さん自身、食品メーカーに勤めるサラリーマンでもある。
「ですから、通勤や会議のたびに神経がすり減るのはわかりますよ。次から次へと押し寄せてくる新たなストレスは、病気になる前に、あの手この手で消していくしかないんです」
そこで、悩める症状を軽くし、サプリの効用をさらに引き出すコンディショニング法も教えてもらった。ぜひ参考にしてほしい。
《サプリの基本Q&A》
[Q] 水以外で飲んでもOK?
[A] 水以外で飲んだ場合、タンニンや食物繊維がミネラルの吸収を妨げることがあります。サプリを飲む基本は水です。水ならどこでも購入でき、一定の効用をキープできます。
[Q] いつ摂ればいいの?
[A] 摂取するサプリの種類や目的によって、飲むタイミングは異なります。大別すると、ビタミン系は主に食後、アミノ酸は空腹時、消化を助けるサプリは食前に、が目安です。
[Q] サプリメントで病気が治る?
[A] サプリメントは「栄養補助食品」であり、病気を治す薬ではありません。しかし、肉体改造やパフォーマンス向上などを目的とした摂取で効果が期待できるものもあります。
[Q] 副作用はないの?
[A] 国内で生産・販売されている商品であれば、「食品」なので、極端に過剰な摂取をしない限り、その心配はありません。基本的にはドーピングに引っかかることもありません。
《Eyes》PC作業で目がショボショボするスッキリさせたい!
ポリフェノールの一種「アントシアニン」、角膜や粘膜を保護する「ビタミンA、C、E」がよい。ビタミン類はすぐに消費されるので、PC作業が多い人は継続して毎朝摂取するとよい。ストレッチをしたり、蒸しタオルで目を温め、血流を促すのも有効だ。
《Shoulder》肩凝りが悪化して毎日がつらい……コリをほぐしたい!
30代以降は筋肉は減少するが、肩を鍛えるのは難しい。自分の頭の重さに耐えかねるのが40代以降だ。まずは首まわり・肩まわりのストレッチを1日2~3回時間を決めて行なうこと。さらに血流をよくする「アルギニン」や「シトルリン」を仕事始めや仕事中に摂るとよい。
《Stomach》食欲が落ちて夏バテしそうタフになりたい!
弱った胃腸を元気にするのが先決。無理に食べるとかえって胃腸の負担になるので、「グルタミン」で腸にエネルギーを与える。食事では野菜やフルーツを生で食べ、大根おろしなどで消化酵素を摂る。固形物が喉を通らない場合は、スムージーなどにして。
DIME編集部
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131116-00010000-dime-prod










