埼玉県警草加署と岩槻署は14日、同県草加市の女性(81)と同県蓮田市の男性(81)が、それぞれ440万円と100万円をだまし取られる詐欺被害にあったと発表した。
発表によると、草加市の女性は11日、国民支援センターという団体の職員を名乗る男から、個人情報が流出していると指摘する連絡があった。翌12日午前、電話で「あなたの名前で不正な入金処理が行われたため、現金が必要」などと言われ、女性は同日夜、自宅に来た男に440万円を手渡した。
蓮田市の男性は13日午後、息子の会社の上司を名乗る男から「息子さんが小切手が入った荷物を忘れたので金を用意して」などと助けを求める電話があり、同日夕、自宅で同僚を名乗る男に100万円を手渡した。
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