東京・上野。サラリーマンで混み合う飲み屋街に、女性が殺到する料理店があります。
そこは、ふろふきれんこん、れんこんコロッケなど、約20種類のれんこん料理が並ぶ専門店。れんこんは、個性的な食感やヘルシーなイメージから、大好き!という声の多い野菜です。
しかも最新の研究により、次々と驚きの健康効果が明らかになってきました。なんと、脂肪肝やアレルギー症状などの改善に効果があるというのです。
そんな超・優秀野菜のれんこん、食べなきゃ損!・・・ということで、番組では、さまざまな食感を生み出す驚きの料理法から、おいしいれんこんの見分け方、さらには、れんこんを華麗に変身させる包丁術まで、れんこんの魅力を余すところなくお伝えしました。
■食感が変わる! かしこい使い分け
かしこい使い分け
■3つの食感に適した部位
シャキシャキ・ホクホク・モチモチ、それぞれの食感の料理を作るのにふさわしい部位があります。
れんこん栽培歴50年の農家の方に伺いました。
およそ4か月で、4つや5つの節に成長するれんこん。新しくできた節(新)と、以前にできた節(古)とでは、繊維質の固さやデンプンの量に違いがあります。
新しい節ほど繊維が細く、シャキシャキの料理に向いています。古い節では、繊維が固すぎるんです。
一方、古い節はデンプンを多く含むので、モチモチの料理に向いています。(デンプンは加熱するとのりのようにモチモチになる)
両方をバランスよく含む真ん中は、ホクホクの料理に向いています。
■新鮮でおいしいれんこんの見分け方は、穴が小さく、肉厚なもの。
また、穴の中が白いものが新鮮な証拠(劣化してくると赤や茶色になってくる)。
保存法
■1節まるごと・・・ぬれた紙タオルや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。(乾燥が大敵)
2~3週間もつ。
■節の真ん中で切ったもの・・・切り口にラップを密着させ、全体をラップで包んで冷蔵庫へ。
4~5日もつ。
■冷凍・・・2~5ミリほどの輪切りにし、ゆでてから、密閉できる保存袋に入れて冷凍させる。
生のまま冷凍すると、ぱさぱさになってしまう。1か月ほどもつ。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
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