日本海の沿岸10府県でつくる海洋エネルギー資源開発促進日本海連合と経済産業省資源エネルギー庁は30日、新潟市内で、日本海側で存在が確認されている次世代資源「メタンハイドレート」の開発などに焦点を当てた初の会議を開催。この分野で連携を強め、資源量の調査や商業化に向けた技術開発を加速していくことを確認した。
メタンハイドレートは、天然ガス主成分のメタンガスと水が低温・高圧の環境下で結晶化した物質で、日本海側の上越沖や能登半島沖などで埋蔵の可能性が指摘されている。連合会長の山田啓二京都府知事と連合事務局長の泉田裕彦新潟県知事は、沿岸地域がエネルギー観点で結びつく「日本海国土軸」を国策として進め、日本のエネルギー安全保障や資源外交、技術力向上に戦略的につなげるビジョンを描く課題を示した。次回対話は政界も巻き込み東京都で来年開く予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131031-00000008-san-l15