たった数分で本物の店にも負けないおいしいラーメンができてしまう……。添加物がたくさん使われているし、身体に悪いことはわかっていても、あまりの手軽さと美味しさに、ときどき無性にカップラーメンが食べたくなってしまうことはありませんか?
そんな誘惑に負けて自分を責めてしまう前に、身体への害を少しでも減らす方法がないか探してみましょう。
カップラーメンが身体によくないと言われるのには、添加物がたっぷりなどさまざまな理由がありますが、中でも気になるのは麺に使われている油でしょう。麺は一度油で揚げられており、店頭で販売され私たちの手元に届くまでの間にもその油が少しずつ酸化していき、それが身体を老化させる活性酸素の素となります。
だから油で揚げていない“ノンフライ麺”を選ぶのが鉄則。これでひとつのリスクを減らすことができます。
ノンフライ麺でないなら湯の2度入れが有効
それでも、もしもノンフライ麺が手に入らないなど、どうしても揚げた麺を食べるときは、お湯の2度入れを試みましょう。一度カップに湯を入れて1分ほど待ってからその湯を捨て、それから調味料やかやくを入れてもう一度お湯を入れます。
これで麺についている悪い油が、お湯と一緒に少しでも捨てることができるので、そのまま食べるよりも、悪いものを軽減することができます。
とはいっても、これらの方法でもすべての悪いものを防げたわけではないし、高濃度の塩分やさまざまな食品添加物は含まれているわけで、やっぱりカップラーメンを食べないにこしたことはありませんね。あくまでも非常手段として活用してくださいね。