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りんごが肥満対策の救世主に!? りんごに含まれるあの成分に注目

「年齢とともに目立ってくるおなか周り――。でも運動をするのは面倒くさいし……」。メタボ予備軍のみならず、「飲食を制限することなく太らない」というのは誰もが理想とするところだが、最近の研究でその手助けとなってくれそうな成分が明らかになった。それは「りんごポリフェノール」。一体、どんな効果があるのか。

りんごポリフェノールって一体何?

ポリフェノールといえば、赤ワインやチョコレートなどに含まれる植物成分で、「健康に良い」というイメージも世間にかなり浸透している。

その一つであるりんごポリフェノールは、カテキンが連なった「プロシアニジン」と呼ばれるものが主成分。りんごポリフェノールは、紫外線や害虫からりんごの実を守る力があり、その力が我々の健康維持にも役立っているという。

りんごポリフェノールは、これまでの様々な研究においてアンチエイジングや疲労軽減、そしてメタボ予備軍にはうれしい「抗肥満」の効果があることが明らかになっている。抗肥満に関する研究は、アサヒグループなどが展開し、積極的に学会などでも発表を行っている。

りんごポリフェノールは血中の中性脂肪値の上昇を抑制

そもそも太る原因は、体内でエネルギー源として使われる中性脂肪(トリグリセライド)を過剰摂取しすぎることにある。血液中に中性脂肪が多すぎると「高脂血症」となり、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの病気を引き起こす可能性もある。そのため、血中のトリグリセライド値を抑えることが重要となってくる。

アサヒグループは血中のトリグリセライド値が正常である成人(6人)を対象にして、りんごポリフェノールの血中トリグリセライド値抑制効果を検証した。

研究は参加者を3つのグループに分類して行った。参加者にバターとラードを加えたコーンポタージュスープを摂取してもらう際に、併せてりんごポリフェノールを「600mg摂取するグループ」と「1500mg摂取するグループ」、そして「偽薬(プラセボ)を摂取するグループ」の3つで区別し、グループごとにトリグリセライド値の変化を調べた。

その結果、りんごポリフェノールを同時に摂取すると、血中のトリグリセライド値が低下する傾向にあり、トリグリセライドの吸収が抑制されていること明らかになったという。

りんごポリフェノールのヒトの脂質負荷による血中トリグリセライド量の上昇抑制(APはりんごポリフェノールを意味する)

すなわち、食事の際に一緒にりんごポリフェノールを摂取すれば、血中に中性脂肪が吸収されにくいということだ。また、りんごポリフェノールは他の植物ポリフェノールの中でも、水溶性が高く苦味が少ないため、食品への応用がしやすいといった利点もある。

様々な効果を持つりんごポリフェノール。今後、要注目の成分だ。

http://news.mynavi.jp/articles/2013/10/24/apple/index.html

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