どんなに食べるものに気を遣っていても、コンビニ食や外食をしなくてはいけない時ってありますよね。ダイエット中だから…と、ヨーグルト1個しか食べないのではその場の雰囲気を壊してしまうというもの。そんな時、どのようなメニューを選んだら良いのでしょうか?今回は、ダイエット中のコンビニメニューの選び方をご紹介いたします。
カロリー表示に惑わされないで!
ダイエット中に、カロリーばかりを気にする方がいらっしゃいますが、痩せ体質を作るのに必要なのは、低カロリーではなく栄養バランスです。カロリーの低いものばかり食べると、その時は体重が落ちるかもしれませんが、身体は栄養不足の状態になってしまい、リバウンドを引き起こします。代謝UPに欠かせないビタミン・ミネラル、筋肉を作るタンパク質、美腸を作る食物繊維、これらの栄養素をバランス良くとって痩せ体質を作ることが大切です。ですから、コンビニ食を選ぶ際には、単品ではなく複数の食材を使ったメニューを選ぶことがポイントです。
ご飯系+大豆製品
複数の食品が入っているコンビニメニューと言えば「お弁当」ですよね。ご飯が多いから…とダイエット中にお弁当のご飯を残す方が多いのですが、白米は決してダイエットの敵ではありません。食品中のタンパク質の品質を評価するためのスコア「アミノ酸スコア」を見てみると、白米のアミノ酸スコアは65。ここにお味噌などの大豆製品が加わるとアミノ酸スコアが85になります。アミノ酸は、脂肪の燃焼を促進したり、お肌の再生力を高める効果もあり、ダイエットにも美肌にも大切な栄養素です。ですから、ご飯系を選ぶときには、お味噌汁や納豆などの大豆製品と組み合わせると良いでしょう。
パン+体を温める食べ物
パンの原料となる小麦は、身体を冷やす食べものと言われています。身体が冷えると代謝が悪くなり、老廃物や余分な脂肪を溜めこんでしまいます。ですから、パン系を選ぶときには、身体を温める食べ物を組み合わせることがポイントです。ビタミン・ミネラルの豊富な野菜たっぷりのミネストローネや、食物繊維の多いワカメスープ、脂肪燃焼効果のあるカプサイシンの入った辛味のあるスープも良いですね。
麺は具が多く栄養のあるものを
麺系は、どうしても1品で終わらせがちですよね。カップ麺などはできるだけ避け、野菜焼きソバやトマトソース系のパスタなど、麺以外の物が多く使用されているメニューを選びましょう。また、パスタやうどんもパンと同様に小麦を原料とした食べ物ですので、身体を冷やす作用があります。ですから、できるだけ温かい状態で食べるメニューを選ぶこともポイントです。
おわりに
いかがでしたか?どのメニューを選んでも、最後にお茶をたっぷり飲んで下さい。お茶に含まれるミネラルが余分な塩分や脂を排出する手助けをしてくれます。どんな時も楽しく食べて、笑顔でダイエットを続けましょうね!
(岩田麻奈未/ハウコレ)