季節の彩りを食卓に映す京料理。老舗料亭の三代目・高橋拓児さんに、秋の実り、ぎんなんをたっぷり使った「萩ごはん」と秋なすを使った京都の定番おかず「にしんなす」を教えていただきます。風情ある京都の秋を感じる二品です。
■にしんなす
材料・4人分
・身欠きにしん(ソフトタイプ)・・・2本
・なす・・・2本
・しょうが・・・1かけ
・絹さや・・・4枚
・酒・・・カップ1
・しょうゆ・・・100ミリリットル
・砂糖・・・60グラム
・米のとぎ汁
☆作り方
1.鍋に身欠きにしんと米のとぎ汁を入れて火にかけ、弱火で30分から40分間煮る。
2.水に取り出し、粗熱が取れる程度までさらす。
3.身欠きにしんを食べやすい大きさに切り、鍋に水とともに入れて、骨がやわらかくなるまで火にかけておく。(約40分間)
4.酒を加え一煮立ちさせ、しょうゆ、砂糖を加える。
5.なすに竹串などで数か所穴を開け、160度の油で素揚げする。
6.にしんが味を含んだら、なすを加え、なすが味を含むまで煮る。
7.器に盛りつけ、ゆでた絹さや、せん切りにしたしょうがをあしらう。
■萩ごはん
材料・4人分
・ぎんなん・・・30コ
・米・・・270グラム
・もち米・・・30グラム
<A>
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・水・・・カップ2
・昆布・・・5グラム
・酒・・・大さじ1
・塩・・・3グラム
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☆作り方
1.ぎんなんは半分に切り、水でさっと洗っておく。
2.米、もち米は洗って水切りしておく。
3.炊飯器に米、もち米、ぎんなん、Aを入れ、普通に炊く。
出演者:高橋拓児さん(京都・日本料理店三代目若主人)
【高橋拓児さんのお店について】
木乃婦(きのぶ)
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