このところ議論を呼んでいる、電車やバスでのベビーカーの使い方について取り上げました。ベビーカーの使用に不満がある人たちの背景には、何があるのか？子連れママのおでかけにどうしてベビーカーが必要なのか？ベビーカーを広げた場合と畳んだ場合、赤ちゃんにとって安全なのはどっち？など、あさイチ独自の視点で取材。それをもとに視聴者のみなさんからファックスをいただき、どうやったらみんなが気持ちよく電車やバスを利用できるか、徹底討論しました。
■なぜ、ベビーカーが必要なの？
都内に住むある親子のおでかけに、リポーターが密着取材しました。おでかけをせずに家の中にいると、親子ともにストレスがたまること、子連れでのおでかけは荷物が多いためベビーカーを畳むのが難しいことなどを実感しました。さらに電車やバスの中で、ママたちが周囲や赤ちゃんに細かく気を使い、とても緊張しながら移動していることが分かりました。
また、高齢出産や祖父母による孫育て地域の子育てサポート事情など、最近のさまざまな子育て事情が、ベビーカーの必要性を高めていることもお伝えしました。
おでかけ中のつらい体験
・席をゆずってもらえない
・たたんでも白い目で見られる
■最近のママたちは、我慢がたりないの？
周りのホンネとママたちの言い分がそろったところで、両者の主張を議論しました。「ベビーカーを使わずにおんぶじゃいけないの？」「わざわざ遠くへ行かなくても、近くの公園でいいじゃない。」という上の世代の意見に対し、子育てに我慢はどこまで必要なのか、地域のつながりが薄くママたちの孤立が進んでいる現状、子育てを温かく見守る必要性、などについて熱い意見が交わされました。
地域でのおつきあいがないと感じている人
２００６年･･･２５．６％
２０１１年･･･３４．３％
（調査：ベネッセ次世代育成研究所）
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NHK「あさイチ」2013年9月30日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/education/asaichi-20130930-a-002.html
