このところ議論を呼んでいる、電車やバスでのベビーカーの使い方について取り上げました。ベビーカーの使用に不満がある人たちの背景には、何があるのか?子連れママのおでかけにどうしてベビーカーが必要なのか?ベビーカーを広げた場合と畳んだ場合、赤ちゃんにとって安全なのはどっち?など、あさイチ独自の視点で取材。それをもとに視聴者のみなさんからファックスをいただき、どうやったらみんなが気持ちよく電車やバスを利用できるか、徹底討論しました。
■ベビーカーの、ここが迷惑!!
あさイチで事前にアンケートを実施したところ、3594通もの回答が寄せられました。電車やバスでのベビーカー利用に賛成の人は、全体の7割。でもアンケートを分析すると、賛成と答えた人でも、半分以上がベビーカーに対して何らかの不満を持っていました。
特に、子育て経験のある女性からの批判が多く、「車内ではベビーカーはたたみ、抱っこかおんぶにすべきだ!」と主張。その背景には、1998年までは車内で広げることが禁止されていた、という背景がありました。
車内アナウンスの変化
・1998年まで
「ベビーカーは折りたたんでご乗車ください。」
・1999年以降
「ベビーカーをご利用のお客様はほかのお客様のご迷惑にならないようご配慮ください。」
■満員電車での深刻な迷惑
椎間板ヘルニアの持病がある女性が、朝の通勤ラッシュでベビーカーに乗った赤ちゃんに遭遇し、倒れ込んでけがをさせないかゾッとする思いをしたという経験をご紹介しました。その上で、ママ側のマナーや周囲の対応について議論しました。
ベビーカーと車椅子が競合する場所3つ
・エレベーター
・ユニバーサルトイレ
・車内の優先スペース
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2013年9月30日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/medical/asaichi-20130930-a-001.html