はじめに
薬はとても便利なものですが、使い方によっては返ってからだを悪くすることがあります。
他の人が誤って違う薬を飲んでしまわないように、しっかりと管理をする必要があります。
ここでは、薬を扱うときの注意点についてご説明します。
薬の保管場所
保管場所
薬は化学物質でできていますので、直射日光や高温多湿のもとに置くと化学変化し効果がなくなり、ときに有害なものに変質することがあります。
高温、多湿、直射日光を避けて冷暗所で保管しましょう。
具体的な注意点
注意点 |
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・食器棚などの上は高温になりやすいので注意する |
・水薬、座薬は、冷蔵庫に保管するようにする |
・子どもの手の届かないところに置く |
のみ忘れ、のみ過ぎを防ぐ
のみ忘れ、のみ過ぎにより、事故になる場合ありますので、いつ、どの薬を、どれだけ飲めばよいか、はっきりとわかる工夫が必要です。
具体的な工夫
工夫としては、次のようなものがあります。
工夫 |
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・一度に複数の薬をのむ場合は、薬局で、のむ時間帯ごとにまとめてもらう |
・1回分ずつまとめ、小さな袋に小分けして、日付・時間帯を書き込む |
・食事の前に、あらかじめのむ薬を準備する |
・空き箱やカレンダー型の薬入れを利用する |
おわりに
ここでは、薬を管理する方法についてご説明しました。
薬の管理はとても大切なことです。責任をもって取り扱いましょう。
この記事は日本赤十字社の取材協力のもと作成しています。
(photo by PresenPic)