[ カテゴリー:生活, 食育 ]

中医学のおしえ「体を冷やさないスムージー」の作り方は? 加熱・シナモン・生姜!?

◆秋にオススメ美肌スムージー

こんにちは! 国際中医薬膳師の清水えりです!

10月になって本格的な秋も深まり、寒さや乾燥が気になる時期になってきましたね。前回も書きましたが、秋は乾燥に気をつける季節、そして、秋の後半になるとプラスして冷え対策も大事な食養生のポイントになります。

今月は、忙しい朝でも手軽にエネルギーチャージができるスムージーを、秋の果物を中心にしたレシピで紹介します。

★中医学で乾燥と冷えから守る! フルーツから温めパワーを引き出すコツは?

寒くなってくると、生のフルーツをたっぷり使ったスムージーは体を冷やしやすく、飲みづらく感じますが、いくつかのポイントで体を冷やしにくくなります。

にんじんは生より加熱したほうが栄養の吸収もよくなり、体を温める効果もアップしますので加熱してから使います。ほかの果物も、常温で使うのが体を冷やさないポイント。さらに仕上げのシナモンがお腹の中から温め効果を発揮します。

9月に紹介した梨のデザートも乾燥や美肌によいデザートでしたが、今月のスムージーも乾燥だけでなく、血を増やす食材を使っているのでお肌をつやつやにする効果が期待できるでしょう。

私たちの肺は、肌や髪の乾燥とも関わりが深く、秋に活発になります。その肺の働きを、梨や柿は助けます。

さらに血を増やす食材がにんじんです。中医学では血が不足すると体の各組織が滋養不足になり、肌がくすんでシミのもとになると考えられています。女性は生理などで血が不足しやすく、冷えるとさらに血行も悪くなってしまい、肌がくすみがち。血が十分にあると、血行もよくなるので、冷えも改善します。

また、にんじんや柿は美肌ビタミンで抗酸化作用が強いβカロテンやビタミンCが豊富。美肌効果が期待できます。

仕上げのシナモンは、中国では肉桂(にっき)と言い生薬としても使われ、内臓を温める働きがあります。体を温める食材として人気の生姜は、体表の血行をよくしますが、シナモンはお腹の中から温めるので、冷えが強い方にオススメです。

空気が乾燥し、暖房などでお肌が気になるこれからの時期に、潤いを補い、血行をよくする美肌スムージーはいかがですか?

材料(1人分)調理時間5分

柿 1/2個
梨 1/4個
レモン(あればメイヤーレモン) 1/4個分
にんじん 1/2本
バナナ 1/2本
水 50cc
シナモン 適宜

作り方

    1. 柿、梨、レモンは皮をむき、にんじんは皮つきのままラップで包み、レンジで2分加熱して使います。
    2. 材料の野菜やフルーツを適当に切って、水と一緒にミキサーにかけるだけ! 仕上げにシナモンを振って、とろ~りとしたスムージーができ上がり。

 

*中医薬膳師 清水えり(fanifani)*


普段から野菜中心で季節に合わせたヘルシーなごはんを心がけています。薬膳の勉強中で、一人ひとりに合わせた、おいしくてきれいになるメニューを提案するお仕事をするのが夢。中医薬膳師、家庭薬膳アドバイザーでもあり、普通に買える食材で、おうち薬膳レシピも提案していきます。

http://woman.mynavi.jp/article/131011-077/

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