忙しい生活を送っていると、自分がどれだけ疲れているのかに気づかないことが多いものです。ある時、突然糸が切れてしまったようにウツ状態になる人もたくさんいます。
【やる気がアップ!? 働く女子が「音楽があってよかったと思う瞬間」】
疲れやウツだけではなく、さまざまな症状に音楽が効くということが研究の結果明らかになりました。
伝説的なロックバンドU2のボーカルであるボノはこう言いました。
「音楽は世界を変えることができる。なぜなら音楽は人を変えるからだ」
音楽の持つ癒やしのチカラをご紹介しましょう。
●体外受精の成功率がアップする
研究によると、音楽を流しながら体外受精を行うと、受精を阻害する物質を減少させるので成功率がアップすることが明らかになっています。音楽にこんなチカラがあるなんて、驚きです。
●ウツに効く
ウツやガンなどの病によってひどく気持ちが落ち込んでいる人にも、音楽の効果が証明されています。性格やその人が何を必要としているかによって、流す音楽のチョイスも大切になってきます。明るい音楽はウツの人の気持ちを明るくしますし、ヘビーメタルは怒りを覚えている人の怒りを解放します。
宗教音楽はその人の信じている宗教の信仰を強めます。
●心臓に良い
音楽は心臓に良い影響を与えてくれるそうです。特にお気に入りの音楽を聞くと感情が高まり、血液がよりスムーズに体内を流れるようになるのです。血液がスムーズに流れると、年をとってからも心臓の疾患に見舞われる確率が低くなるそうです。
●痛みを軽減する
カナダのアルバータ大学の研究によると、病気で痛みを抱えている子どもたちに音楽を聞かせたところ、痛みが軽減することが明らかになりました。子どもが痛がる回数が格段に減るので、両親も音楽が痛みを軽減することを認めて、いつも音楽を流すようにしているそうですよ。
●新生児の成長に良い
ニューヨークのメディカルセンターの研究によると、新生児が健やかに成長することがわかりました。特にICUに入っているような未熟児にパーカッションや海の音などを聞かせると、未熟児が心拍数を一定に保ち、心地よい睡眠を得られるそうですよ。音楽よりももっともっとチカラのあるものは、両親の歌声だといいます。両親が歌う声を子どもはちゃんとわかっていて、両親へ心が強く結びつくそうですよ。
音楽の持つさまざまな癒やしのチカラを紹介しました。日常、非日常、私たちの生活は音楽に満ちあふれています。健康のためにもっともっと有効利用していきたいものですね。
参考:8 Ways Music can Help Imporove Your Life
http://www.babble.com/body-mind/8-ways-music-can-help-improve-your-life/patient-depression/
http://woman.mynavi.jp/article/131011-050/