東日本大震災で4000人近くが死亡・行方不明となった宮城県石巻市で6日、市民が災害情報をスマートフォンなどで確認できる独自システムを使った初の総合防災訓練が行われた。
このシステムでは、気象庁の警報や注意報、家族らの安否確認、道路の通行止めや渋滞状況などの情報を市が集めて一元管理し、市ホームページの「災害ポータル」で公開する。
災害時に電話が通じない場合を想定し、公衆無線LAN「Wi―Fi」(ワイファイ)を避難所202か所に設置し、スマートフォンなどの携帯情報端末で見られるようにした。停電時でも自家発電で使い続けられる。市民以外も利用でき、遠方からの安否確認も可能だ。
この日の訓練には市民約9400人が参加。市立住吉小学校では、参加者が市の用意したタブレット端末を手に、市職員からシステムの使い方の説明を受けた。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/trend/20131006-567-OYT1T00467.html










