【古田大輔】大人の背丈を超えるセイタカアワダチソウやシダ、ツル。雑草に覆われた一帯は、本来ならこの時期、金色の稲穂が揺れているはずだ。
東京電力福島第一原発から20キロ圏内の福島県南相馬市小高区。避難指示区域の再編から1年半経っても夜間の滞在は制限され、昼間も人影はほとんどない。ここで、住民の帰還に備えて地域を守るボランティアに参加した。
主な仕事は被災した家を片付ける住民の手伝いと草刈り。参加者の平均年齢は60歳を超えていた。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/education/TKY201310040197.html