インターネットのホームページが改ざんされるなどの「サイバー犯罪」が増加する中、新潟県警察本部は、情報セキュリティーの専門家や教育関係者などと協議会を発足させ、サイバー犯罪への対策を強化していくことになりました。インターネットのホームページが改ざんされたりコミュニティサイトで知り合った男に少女が乱暴されたりするなどの「サイバー犯罪」は全国的に増加していて、新潟県警察本部によりますと去年1年間に県内で検挙された件数は136件と、前の年より48件、率にして26%増加しています。
こうした中、警察は、情報セキュリティーの専門家や教育関係者など県内33の機関と連携して協議会を発足させ、対策を強化していくことになりました。協議会では犯罪性の高いサイトの分析や、情報セキュリティーを担う人材の育成、それに、子どもたちが犯罪に巻き込まれないためのインターネットの利用方法について検討を進めるということです。
協議会は4日初会合を開き、1年間かけて議論を進めるほか、一般向けのセミナーも行うことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034916391.html?t=1380676824480