[ カテゴリー:生活, 社会 ]

街に続々!?ことしは多いスズメバチ

●これからのシーズン、各地で被害が出るスズメバチですが、今年は例年以上に多くの被害が報告されています。先月下旬には、マラソン大会で約50人のランナーが襲われたケース、ハイキング中に学校の生徒と先生が襲われたケースなどがありました。

●駆除業者のもとには、例年よりも多くの相談が寄せられています。神奈川県の業界団体によると、1月から8月までのスズメバチの巣の駆除の相談件数は、去年の3倍にのぼっています。

●ハチについて詳しい玉川大学農学部の小野正人教授によると、今年は梅雨の時期に、例年に比べて好天が続いたことが、ハチを増やしているのではないかといいます。梅雨の時期に、女王バチが巣を作り、最初の働き蜂を育てるのですが、このときに雨風にさらされると、巣が壊れ、そのぶん数が減ります。しかし今年は東北以外は空梅雨気味だったうえ、梅雨明け以降も好天が続いたので、ハチが数を増やしていったのではないかというのです。

●小野先生によると、スズメバチに遭遇した際の注意点としては、
・近寄ってきたスズメバチを振り払わないこと。
・慌てて動かず、身をかがめなから少しずつ後退すること
とにかく、ハチを刺激しないようにすることが重要とのことです。

●スズメバチに刺されてしまった場合、「アナフィラキシー・ショック」に注意が必要です。
「アナフィラキシー・ショック」とは、ハチの毒によって起きる急激な重いアレルギー反応のことで、最悪の場合、死に至る恐れがあります。

●刺されたあとの対応としては、
ハチの毒によるアレルギーに詳しい獨協医科大学の平田博国医師によると、
1.ハチのいない安全な場所に逃げたあと、30分間はとにかく安静にする。
(むやみに動くと、体の中に入った毒が回りやすくなるため)
2.その間に、じんましん・顔のむくみ・吐き気・呼吸困難などの症状が出て来たら、アナフィラキシーの可能性を疑い、すぐに救急車を呼ぶ。
3.そうした症状がなくても、刺されたあと1時間は安静にしておいたほうが安全とのことです。
※腫れがひどい場合は、皮膚科などを受診してください。

番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20130913-a-001.html

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