月20日(金)に発売されるiPhone5s、iPhone5cの両モデル。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルから登場し、通信会社を選べるのはうれしいが、価格面ではどのような違いがあるだろうか? 本記事では、通信会社ごとの端末代金・料金プランなどをご紹介しよう(いずれもiPhone5s、iPhone5c共通)。
<端末代金>
(新規契約・他社から乗り換え時の実質負担額)
端末代金は機種・容量によって通信会社ごとに異なる。
しかし、各キャリアの割引サービス「月々サポート」(NTTドコモ)、「毎月割」(au)、「月月割」(ソフトバンクモバイル)を適用すると、最も安いもので実質負担額が0円になるものも。
■NTTドコモ
・iPhone5s(16GB): 0円
・iPhone5s(32GB): 10,080円
・iPhone5s(64GB): 20,160円
・iPhone5c(16GB): -6,300円(※1)
・iPhone5c(32GB): 0円
※1キャッシュバック
iPhone5c(16GB)は利用料金から毎月525円×12か月分=最大6,300円割引
■au
・iPhone5s(16GB): 0円
・iPhone5s(32GB): 10,320円
・iPhone5s(64GB): 20,640円
・iPhone5c(16GB): -10,000円(※2)
・iPhone5c(32GB): -5,200円(※2)
※2 キャッシュバック
1万円キャッシュバックにより、16GBは実質的に1万円、32GBは5,200円をもらえることに
■ソフトバンクモバイル
・iPhone5s(16GB): 0円
・iPhone5s(32GB): 10,320円
・iPhone5s(64GB): 20,640円
・iPhone5c(16GB): -10,000円(※3)
・iPhone5c(32GB): -5,200円(※3)
※3 キャッシュバック
au同様、1万円キャッシュバックにより、16GBは実質的に1万円、32GBは5,200円をもらえることに
一括で支払い時の端末価格は、iPhone5s 16GBの場合、auとソフトバンクが6万8040円のところ、NTTドコモは9万5760円と突出して高額。しかし、実質負担額は3社ともに0円となる。ただし、0円になるのは2年間使用した場合。仮に1年間利用の後、解約や機種変更を行うと発生する「残債」は、au、ソフトバンクモバイルでは3万4020円だが、NTTドコモの場合は4万7880円となるので要注意。
<下取り価格>
各社とも下取りキャンペーンの実施を決定。下取り価格はそれぞれ以下のようになっており、auの下取り価格の高さが目立つ。なお、下取り方法は通信会社ごとに対応が異なっており、NTTドコモとソフトバンクモバイルは「下取り相当額」を毎月の利用料から値引きする方式。一方、auはポイント一括付与のため、購入時のポイント利用も可能だ。この点でもauの下取りキャンペーンはかなりおトクといえるだろう。
■NTTドコモ
iPhone5(16GB) : 16,000ポイント(月1000ポイント×16カ月 16,000円相当)
iPhone5(32GB) : 18,000ポイント(月1000ポイント×18カ月 18,000円相当)
iPhone5(64GB) : 20,000ポイント(月1000ポイント×20カ月 20,000円相当)
iPhone4s(16GB): 6,000ポイント(月1000ポイント×6カ月 6,000円相当)
iPhone4s(32GB): 8,000ポイント(月1000ポイント×8カ月 8,000円相当)
iPhone4s(64GB): 10,000ポイント(月1000ポイント×10カ月 10,000円相当)
■au
iPhone5(16GB): 24,000ポイント(一括付与 24,000円相当)
iPhone5(32GB): 26,000ポイント(一括付与 26,000円相当)
iPhone5(64GB): 28,000ポイント(一括付与 28,000円相当)
iPhone4s(16GB): 15,000ポイント(一括付与 15,000円相当)
iPhone4s(32GB): 17,000ポイント(一括付与 17,000円相当)
iPhone4s(64GB): 19,000ポイント(一括付与 19,000円相当)
■ソフトバンクモバイル
iPhone5(16GB): 21,000円(月1,000円×21カ月)
iPhone5(32GB): 23,000円(月1,000円×23カ月)
iPhone5(64GB): 25,000円(月1,000円×25カ月)
iPhone4s(16GB): 10,000円(月1,000円×10カ月)
iPhone4s(32GB): 12,000円(月1,000円×12カ月)
iPhone4s(64GB): 14,000円(月1,000円×14カ月)
<料金プラン>
各キャリアとも、ネット接続料は月315円、パケット定額は月5460円と横並び。基本使用料に違いがあるものの、実質的にはほぼ変わらない。
■NTTドコモ
基本使用料780円、ネット接続料315円、パケット定額5460円=計6555円
■au
基本使用料980円、ネット接続料315円、パケット定額5460円=計6755円
■ソフトバンクモバイル
基本使用料980円、ネット接続料315円、パケット定額5460円=計6755円
基本使用料は、auとソフトバンクモバイルが同額で月980円。いずれも1~21時までの同キャリア同士の国内通話については無料で、それ以外の通話料は21円/30秒。
これに対し、NTTドコモは通話定額がない代わりに月780円と200円安い金額だ。ただし、オプションの「Xiカケ・ホーダイ」(月700円)を追加すると同キャリア同士の国内通話は24時間無料になる。
auとソフトバンクモバイルでも、同キャリア同士の通話が24時間無料になる「au通話定額24」(au)、「24時間通話定額オプション」(ソフトバンクモバイル)が用意されており、いずれも月500円。
つまり、「同キャリア同士の通話料を24時間無料」にする場合、毎月の金額はどのキャリアも月1480円という計算だ(ただし、ドコモはキャンペーン中につき「Xiカケ・ホーダイ」が1年間、半額の月350円で利用できる。またauは、「auひかり」や対象の固定通信サービスをスマホとセットで申し込むと、最大2年間・毎月1480円を割り引くauスマートバリューも)。
このほか、各社とも様々なキャンペーンの実施を決定済み。利用者には有り難いことに、3社の競争は価格・利用料の面でも激化している。
発売日まであとわずか。今後もiPhone5s、iPhone5cに関する情報を随時更新するのでお見逃しなく。
(終)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/sp_column_detail/?id=20130918-00032118-r25