ブランド米「南魚沼産コシヒカリ」の普及促進を図るため、新潟県南魚沼市議会は19日、品質確保や市民に朝食に食べることを呼び掛ける条例を全会一致で可決した。10月10日に施行する。
コメの産地間競争の激化や需要低下に対する危機感が背景にある。議会事務局は「コメの産地やブランドに特化した条例は珍しいのではないか」としている。
拘束力はないが、生産者には品質確保、市民には特に朝食で食べることを求める。市は給食で使うことなどに努める。
また「十」の字を二つ重ねて一方の字を回転させると「米」に見えることから、10月10日を「南魚沼市コシヒカリの日」と定め、施行日としPRイベントを実施する。
市議会は、京都市の清酒の普及促進に関する条例などを参考に7月から協議を始め、コメの収穫期に合わせて9月議会で可決した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130920/ngt13092014400003-n1.htm