料理ブログ「Serious Eats」で、13人のバリスタたちがカフェインを取り過ぎないための方法を語っていました。水を飲む、散歩をする、お腹いっぱい食べるといった定番の他に、目立った回答がありました。3人が紹介した「バナナを食べる」ことです。
カフェでよくバナナが売られているのは、栄養が豊富に含まれているからだと思っていましたが、彼らによると実は科学的な理由があったのです。
健康ネタを扱うブログ「Livestrong」では、睡眠障害におけるバナナの効用について述べているページがあります。
牛乳1杯、チーズ1かけ、バナナ1本など、カルシウムやカリウムが含まれているものを摂取しましょう。「Sleep Disorders Guide」によると、カフェインを取りすぎると、身体の電解質(カルシウムやカリウムなど)のバランスがくずれ、筋肉がけいれんしたり、その他の障害が出たりします。
また、「Daily Mail」は、バナナで炭水化物を補って血糖値のバランスを整えると、カフェインが引き起こす頭痛に対処できると述べています(ただし、これはLivestrongで紹介されているチーズを食べるという説には反します)。
チョコレートやチーズを食べたくなるのは、糖分を必要としているからです。これは「頭痛の前兆」であると、ロンドンのキングス・カレッジ病院に勤める頭痛に詳しいAndy Dowson医師は言っています。バナナなどで炭水化物を摂取すると、血糖値のバランスが整い、頭痛を避けられます。
バナナとカフェインの関係について語っている「Quora」の会話を読むと、筋肉や細胞の機能、そして電解質のバランスを調整してくれるカリウムについて知識が得られます。
バナナはどのお菓子よりも健康的ですが、カフェインの取り過ぎにも効果があると覚えておくといいでしょう。
Kevin Purdy(原文/訳:駒場咲)
Photo by Renzelle Mae Abasolo.
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_34674.html