争い事は避けた方が身のため。そう分かっていても、ときどき誰かのために争わなければならないように感じることもあります。しかし、同僚を応援しているつもりで闘っているような時は、自分で職場を嫌いにしているだけかもしれません。
「US News」でAlison Greenさんが以下のように説明していました。
職場で他の人が不満を言っているのに巻き込まれることはよくあります。しかし、他人の不満や怒りの感情まで引き受けないように気をつけましょう。
たとえば同僚の誰かが上司のことを嫌いで、上司に対する不満をいつもあなたに言っていたとします。すると、それ以前はその上司との関係がうまくいっていたとしても、あなたも徐々にその上司のことが嫌いになっていることに気付くはずです。好きだったはずの職場や上司に対して嫌な感情を持つようになり、そのせいで間違った決断をしてしまうこともあります。時には会社を辞めてしまうことにもなりかねません。
これは、同僚の抱えている問題に対して同情するべきではないとか、職場の深刻な問題について率直に話すべきではないと言っているのではありません。ただ、他人の不平不満に巻き込まれないためには、話を全部聞かないようにしたり、あまり長時間愚痴に付き合わないように気を付けたほうがいいということなのです。
過去記事にもあるように、怒りを発散しても火に油を注ぐだけです。
くれぐれも、同僚の代わりに怒りを発散して、さらに問題を悪化させたりしないように。同僚の不満や愚痴は右から左に受け流すだけで、あなたと同僚の2人分の無駄な怒りを治めることができます。
6 Ways to Be Happier at Work | US News
Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/living/lifehacker_34557.html