人と接するとき、無意識に出てしまうクセ。目を細める、腕組みをする、何度も足を組みかえる…など、本人は別に悪気があってやっていることではなくても、知らず知らずのうちに不快感を与えてしまっていることがあります。では、なぜ不快感を与えてしまうのか、ご紹介します。
■相手を見るときに目を細めると傲慢な印象
特に視力の悪い人がやってしまいがちなのが「目を細める」というしぐさ。こうするとピントが合いやすくなるので、ついついやってしまいます。
でも、目を細めたときの顔は、お世辞にも感じがいいとは言えません。目の前の相手に「威嚇している」「にらみつけている」などと思われてしまうので気をつけましょう。目が乾燥して細めたくなったら、意識してパチパチとまばたきをします。
こうすると、目の表面が潤い、視界がパッと開けたような明るい気分になれます。
また、視力が悪くなくても目を細めてしまうときがあります。それは、不快な思いをしたときです。「なんだぁ?」という気持ちが顔に出るときというのは、たいてい目を細めています。
■腕組みは拒絶の合図?
人と話をしているとき、無意識に腕を組んでしまうことがあります。これは、目の前の相手と距離を置きたいという意識のあらわれです。腕を組んでしまわれると、壁を作られているような気がしますね。
腕組みは自分を守る行為なので、気の小さい人がよくやります。腕組みと聞くと威張っている、偉そうというイメージがありますが、実際は逆なのです。
威張っているように見えるとしたら、本人が内心の動揺や焦りを悟られまいとして精いっぱい強がっているからそう思えるのでしょう。
ただ、本当に威張って腕を組むこともあります。もしも、これを我慢したい場合でしたら、ひざとひざの間あたりに両手を組んで下ろすと気持ちが落ち着くので試してみてください。
大切な人や仕事相手と話をするときには、このような態度はできるだけ控えるようにしましょう。そうすることで、相手との関係が悪くなることも少なくなり、関係を築き上げることが出来るからです。
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