今田耕司と羽鳥慎一がMCを務め、「深い+いい話」を紹介するバラエティ番組『人生が変わる 1分間の深イイ話』(日本テレビ系列)。9月9日(月)の放送では、「今からでも間に合う! 英会話上達SP!」と題し、大人になってからでも英語が話せるようになるコツが紹介されました。
その中でゲストの皆さんを驚かせていたのが、日ごろ使われている「カタカナ英語」と英語本来の意味の違い。
たとえば、よく耳にするようになった「リベンジ」。これは本来、「相手を死に至らしめるくらいの復讐」を指すそうです。相手を間違えて「次はリベンジしてやる!」なんて言ったら、大変なことになりそうですね。
他にも、「繊細」「純粋」という意味でよく使われる「ナイーブ」。これ、実は「騙されやすい」という意味なんだとか。正しい意味を知っていないと、ほめたつもりがただの悪口に、なんてことになってしまうかも!?
こうした例は、実は意外とたくさんあるものです。そこで今回は、「日本人同士ならいいけれど、外国人と話すときは要注意!」な“カン違い英語”を調べてみました。
■concent(コンセント)
電化製品のプラグを差し込むコンセント。英語では「outlet(米)」「socket」といいます。「concent」だと、「合意」「一致」などという意味になるので注意。海外のホテルで電化製品を使いたいと「Where’s the concent?」と聞いても、おそらく永遠にプラグは差し込めないと思います…。
■smart(スマート)
男女問わず、スタイルがよく、スッキリと洗練された人のことを「あの人はスマートだ」と言いますよね。
でも、海外で「あなたはスマートですね」というと、意味がかなり違ってきてしまいます。
「smart」は「賢い」「気のきいた」という意味の形容詞。場合によっては「抜け目ない」「ずるい」という悪い意味を持つこともあるそうなので注意。日本語の「スマート」を伝えたいときは、「slim」または「slender」といいましょう。
■mansion(マンション)
自宅がマンション、という人は多いでしょうが、この「mansion」は、かなりの大豪邸を指す言葉。「I live in a mansion」なんて言ったら、「お城のような大豪邸に住んでいるお金持ちなんだ!!」とビックリさせてしまうかも。
「ワンルームマンション」なんて、ネイティブの人には意味がわからないでしょうね…。日本語でいうところの「マンション」は、英語では「condominium」または「apartment」です。
他にも、
・ハンドル…handleは取っ手、柄、という意味。車のハンドルは「steering wheel」。
・ビジネスマン…businessmanというと、企業の経営者や実業家を指します。日本語でいうビジネスマンは「office worker」。
・コック…白いシェフ帽をかぶったコックさん。英語では、料理を作る人=cookは、「クック」と発音します。日本語の通り「コック」と言うと、水道の蛇口や、俗語で男性器を指すことにもなってしまうので注意!
いかがでしたか? 普段何気なく使っている「カタカナ英語」ですが、知らないととんでもない誤解を生む可能性もあります。外国の方と話すときは、正しい意味を知ってから使うようにしたいですね。
(加藤ともみ/サイドランチ)
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/medical/mynaviwomen-711281.html