新潟県三条市の会社が全国で販売するガスランタンの一部に法律で販売が禁止されているアスベストが含まれていたとして労働基準監督署は、自主回収するよう指導しました。
自主回収されるのは、新潟県三条市のアウトドア用品の製造などを手がける「パール金属」が販売した、ガスランタンに使う「マントル」と呼ばれる発光材がついた布です。パール金属によりますと、問題のマントルはおととし7月以降に中国から輸入したもので、ひもの部分に法律で輸入や販売が禁止されているアスベストが含まれていることがわかったということです。マントルは、全国のホームセンターやインターネット上では、販売されていたことから、報告を受けた労働基準監督署ではおよそ3万セット、枚数にして8万7000枚をただちに自主回収するよう会社側に指導しました。パール金属では、アスベストが付いたひもは、特殊な樹脂で加工していることから、「ランタンを使用しても空気中に飛び散る粉じんはごく微量で、健康に被害はない」としていますが、「多大な迷惑と心配をかけ、深くお詫び申し上げる。今後は、再発防止といっそうの品質管理の強化に努めたい」とコメントしています。パール金属では、製品を回収し、無償で新しい製品と交換することにしていて、問い合わせの電話番号は、0120-992-342です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034455061.html?t=1378945970073










