■「夢つながった」
2020年東京五輪開催に続き、残る実施1競技にレスリングが決まり、女子の日本代表が毎年合宿を行っている十日町市では9日、喜びの声が上がった。
同市塩ノ又に日本オリンピック委員会(JOC)公認の全日本女子レスリング選手の強化合宿施設「桜花レスリング道場」があり、同市との関係は深い。
五輪競技存続を求め、県内を中心に約4万6千人分の署名を集めた全日本女子レスリング十日町後援会の馬場文之会長は同日、会見し、「女子代表合宿は十日町の財産。自分たちの夢がつながった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。全日本女子レスリング連盟の丸山秀二会長も「今後、合宿施設はますます重要になる。ちびっ子レスリング教室からも実績を出す人が必ず出てくる」と期待を述べた。
また、関口芳史市長は「東京五輪とレスリング存続で二重の喜びだ。より充実した強化合宿を行ってもらえるよう道場の環境を改善していきたい」とコメントした。
炎が立つような意匠の突起を持つ「火焔(かえん)型土器」で、同市出土品が国宝となっていることを踏まえ、市長は「芸術性の高い火焔型土器をモチーフにした聖火台を要望したい」との考えも示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130910-00000040-san-l15