三条市は2日、今年度の防災功労者内閣総理大臣表彰に同市下田地区の自主防災組織「五ケ会(ごかかい)」が選ばれ、同日、総理大臣官邸で表彰状を受賞したと発表した。同会は県内で4人の犠牲者が出た平成23年7月末の「新潟・福島豪雨」での昼夜問わずの救援活動が評価された。
同市によると、五ケ会は下田地区の牛野尾、早水など5つの集落で結成し、120世帯388人(23年6月当時)が参加。
新潟・福島豪雨では、約13日間にわたり、延べ400人が活動した。土石流発生の危険性がある中、住民の避難誘導を行うとともに、土砂崩れで避難所への道が不通となったことから集落の集会所などを急遽(きゅうきょ)、避難所として自主運営し、人的被害を一人も出さなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130903-00000009-san-l15










