みなさん、「活性酸素」という言葉はご存じですか?体内で作られる活性酸素は、体を「酸化」させ、老化や病気を招く原因、と言われています。ただ、お酒の飲み過ぎや仕事のストレスなど、日常には活性酸素を増やしてしまう要素がたくさん。
そこで注目されているのが、ビタミン、カロテノイド、フラボノイドなどの抗酸化物質を含む食品。フランスの女性誌Marie Claireから、自然の食べ物で簡単に摂取できる抗酸化食品を紹介します。
●緑黄色野菜にはカロテノイド、ビタミンが豊富!
ニンジンなど緑黄色野菜には、βカロチンやリコピンなどカロテノイドが多く含まれています。特に皮のすぐ下は、栄養素が豊富な部分。できれば皮ごと食べましょう。なお、体に良いからと同じものばかりを食べたり、過度な摂取は、逆効果。
フランス食品衛生安全庁のIrene Margaritis教授によると、さまざま種類の抗酸化食品をバランスよく食べることで、効果が発揮されるようです。また、まとめ買いして冷蔵庫に入れておくと栄養素が逃げてしまうので、こまめに買って早めに食べるようにしましょう!
量の目安(1日分):メロン=1/2個、赤ピーマン=1/2個、いちご=250g
●いちじく、ブルーベリー、ニンニクも抗酸化作用あり!
フラボノイドには、動脈硬化を防ぎ、毛細血管を強くする作用があり、いちじく、ブルーベリー、ブラックベリー、カシスに豊富に含まれています。また、ニンニクには12種類もの抗酸化物質が含まれ、血圧を下げるのに効果的。他にも、マグロやカニなどの魚介類や、緑茶、赤ワインにも抗酸化作用があります。
サプリメントに頼らなくても、魚や果物、野菜をバランスよく食べて、体の酸化を防ぎましょう!
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:Les antioxydants alimentaires
http://www.marieclaire.fr/,docteur-je-veux-des-antioxydants-dans-mon-assiette,20132,706.asp#?slide=2
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-616751.html