ことし県内で最も早く収穫された早場米の新米の検査が柏崎市で始まり、23日に検査されたすべてのコメが品質が最も高い「1等米」と認定されました。
検査がおこなわれたのは柏崎市と刈羽村の9軒の農家が収穫したわせ品種の「越路早生」、およそ44トンです。検査はJA柏崎の検査場で始まり、県農産物検査協会の検査員が袋の中からコメのサンプルを抜き取り、粒の大きさや色、それに含まれる水分の量などを調べていました。
検査の結果、すべてのコメが品質が最も高い1等米と認定され、袋には1等米の印がつけられました。JA柏崎の力間利昭常務理事は、「ことしは暑さや雨の影響が心配されましたが、水の管理を徹底し天候に左右されないコメ作りの指導を強化したため、いいコメができました」と話していました。
一方、主力品種のコシヒカリは9月中旬から本格的な収穫が始まりますが、JA柏崎によりますと8月の大雨の影響で稲が倒れる被害が出ていて品質への影響が懸念されているということです。
23日検査を終えた「越路早生」は、来週にも県内のスーパーで販売されるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033917551.html?t=1377274096718