林業が盛んな長岡市の三島地区で、16日、のこぎりで丸太を切る早さを競う大会が開かれました。
長岡市の三島地区は、総面積のおよそ6割を森林が占めていて、古くから林業が盛んです。地元の商工会などでは、地域の活性化につなげようと毎年、丸太の早切り大会を開いていて、ことしは、東京や福井など県内外から小学1年生から75歳までの360人あまりが参加しました。競技は、2人1組になって、刃渡り1メートル以上ある地元特産の「脇野町鋸」を使い、直径20センチから70センチの丸太を切る早さを競います。早く切るためには、丸太に対して垂直にのこぎりの刃をあてるのがコツだということで、参加者たちは、「イッチニ、イッチニ」などと声を出しながら、のこぎりを押したり、引いたりしてました。中には、40秒もたたないうちに直径30センチほどの丸太を切り終える組もいて、観客からは、大きな声援が送られていました。小学3年生の息子と参加した長岡市の40歳の女性は「親子で協力する気持ちを大事にして挑戦しました。切り終えたときは本当にうれしかったです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033552531.html