夏場に流行し、手や足、それに、口などに発疹ができる「手足口病」の患者が、これまでで最も多くなり、県は、こまめに手を洗うなど、予防に努めるよう呼びかけています。
「手足口病」は、おもに、幼い子どもがかかるウイルス性の感染
症で、手のひらや足の裏、それに、口の中などに発疹ができ、まれに髄膜炎や脳炎を起こして重症化することがあります。新潟県によりますと、8月4日までの1週間に、県内61の医療機関から報告された患者は1113人でした。
1つの医療機関あたりでは18・25人と、前の週を5人あまり上回り、いまの方法で調査が始まった平成11年以降で最も多くなりました。患者を年齢別にみると、1歳から4歳が全体の7割を超える815人と最も多く、次いで、5歳から9歳が201人、0歳が73人などとなっています。
また、地域別では、三条保健所管内が1つの医療機関あたり31・17人と最も多くなっています。新潟県は、今後も、流行が続くおそれがあるとして、とくに、幼い子どもがいる家庭ではこまめに手を洗うなど予防に努めるよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033642211.html