人気アニメ「ワンピース」の世界が巨大な模型やフィギュアで楽しめる「ワンピース・グランド・アリーナ・ツアー」が、8月4日まで新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれている。「麦わらの一味」の冒険を一緒に楽しもうと、多くの家族連れなどが訪れ、人気を集めている。
広い会場は、物語の展開に沿って、各ゾーンごとに分かれている。
主人公のルフィがあこがれの海賊団のリーダー、シャンクスから麦わら帽子を渡される様子や、メンバーが乗り込む「サウザンドサニー号」の実物大模型など、500を超えるエピソードから選ばれたシーンを巨大な模型で見せたり、画面で再現して声優のせりふが流れるようにしたり、セル画のように一コマ一コマ並べたりしている。
主催のNSTによると、きょう31日には来場者が2万人を突破する見込みだという。
麦わら帽子やショッピングバッグなど、会場限定のオリジナルグッズも販売されている。
5人家族が全員「ワンピース」のファンだという新潟市東区の主婦、星野真希子さん(46)は「リアルで、いいアングルで写真を撮れたのでよかった」、長女の中学2年、望月(みづき)さん(13)は「感動しすぎた。仲間の絆がよく感じられて、これだけキャラクターがいないとワンピースじゃない。最高です」と興奮気味に話していた。
新潟市の会社員カップルは「ワンピースの漫画を再現しているみたいで楽しかった。漫画で見るのと異なり、大きな模型がすごかった」と喜んでいた。
入場料は高校生以上2000円、中学生以下1500円、2歳以下無料。問い合わせは(電)025・249・8878。
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