新潟県の泉田裕彦知事は25日の会見で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の安全審査申請に関して広瀬直己社長が求めている再会談について、今月内の開催は難しいことを示唆した。また、事務レベルでの事前交渉について、「正面から答えてもらっていない。ぬかにくぎだ」と不満を漏らした。
知事は「東電から被災者に『誠心誠意償いたい』という発言があったが、現実の対応が異なっている」と例を挙げ「(事務レベルで)真摯(しんし)に話し合えば、トップ同士で話す内容が絞れるが、今の段階は絞れていない。会談開催は東電の答え方次第だ」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130725/ngt13072522000004-n1.htm