県内の一部の地域では、平年より、降水量が多く、日照不足も深刻になっていて、新潟県は、農作物の管理に十分注意するよう呼びかけています。
新潟県によりますと、村上市では、7月に入って、24日までに降
った雨の量が、379・5ミリと平年の2倍を超えているほか、日照時間も半分程度に留まっています。こうした傾向は佐渡でも見られ、新潟県は、一部の地域では、今後も、降水量が多く、日照不足が深刻な状態が続くとして農作物の管理に十分注意するよう呼びかけています。このうち、コメは、早生品種を中心にいもち病が確認され始めていて、今後の天候次第では、発生の増加が心配されるとして、早めの発見を呼びかけています。また、大豆などについては、畑に水が溜まらないよう排水路の保守点検を行うことやハウス栽培のトマトやキュウリなどの野菜については、ハウスの中の温度が急に変化しないよう換気することなどを求めています。新潟県は、
「農作物の状況を関係機関と監視しながら、今後も、必要な情報を提供していきたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033291321.html