[ カテゴリー:生活, 社会 ]

熱中症対策 自治体動く

東京・杉並は敬老会館でおしぼり 武蔵野は公共施設「避暑地」に

厳しい暑さが続く中、熱中症などの健康被害から市民を守ろうと、自治体がさまざまな対策に乗り出している。

高齢者などの熱中症対策として、杉並区は、高齢者向けの絵画教室を開くなどしている区内の敬老会館「ゆうゆう館」全32館で、外出時に暑さで気分が悪くなった人に、水やおしぼりを提供するサービスを始めた。

暑さで、めまいや頭痛などを訴える人が訪れた場合、常駐スタッフが横になる場所を確保し、水や麦茶を提供したり、保冷剤で体を冷やしたりする。救急への通報も行う。

これまで独自に行っていた館もあったが、今年から全館に冷蔵庫が設置されたため、全館で実施することにした。

武蔵野市は、市内52の公共施設を「武蔵野いっとき避暑地」として開放し、外出時に暑さをしのぐ休憩場所とする取り組みを始めた。

対象施設は、市役所庁舎、総合体育館、市民文化会館、芸能劇場、保健センター、障害者福祉センターなど。冷房の利いた建物内に自由に入ってもらい、ロビーなどで体を冷やしてもらう。

施設の入り口には、「いっとき避暑地」を知らせるポスターを掲示し、直接の用事がない人でも利用しやすいようにしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-00010000-yomidr-l13

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