「5-15℃PROJECT」は、桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部・星秋夫教授による監修のもと、全国の20代~70代の男女600名を対象に、「日常生活においてどの程度温度変化を感じているか」の意識調査を実施。「71%もの人が1日に3回以上、急激な温度変化を感じている」ことや、「温度変化を感じているにもかかわらず意識的な対策ができていない」ことがわかった。
同調査によると、日常生活で急激な温度変化を感じる人が全体の約8割にのぼり、その内、7割もの人が急激な温度変化を1日に3回以上感じていることが判明。この温度変化が熱中症を引き起こす原因となっている可能性がある。
一方、建物の出入りや電車の乗り降りなど、冷房環境の出入りの際に温度変化を感じる人は78.2%と8割近くいるのに対し、温度変化を感じても意識的に対策をしている人は17%と2割未満にとどまった。
また、温度変化を感じた時、体調不良を感じたことのある人は全体の42%。年代別にみると、40代以下は半数以上が「体調不良を感じたことがある」と答えているが、65歳以上は8割近い人が「体調不良を感じた事はない」と答えている。
温度変化があった際、意識的に行っていることの中で最も多かった方法は、「水分補給」76.5%となった。以下、「帽子や日傘を使う」(53.9%)、「日陰を歩く」(51.0%)と続く。また、水分を補給する水温は、「冷蔵庫から出した程度の水分(5-15℃)」が全体の60.5%と最も多かった。
「5-15℃PROJECT」(ゴーイチゴプロジェクト・発起者:サーモス株式会社)は、水分補給を通じて、スポーツパフォーマンスや夏場の生活を応援・サポートするプロジェクト。
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