[データ]スマホ代の節約方法、トップは「通話アプリ」、「格安SIM」は低調
スマートフォン利用者の8割が何らかの方法で料金の節約を図っており、最も多く利用している手段は「通話(VoIP)アプリケーション」で、4割強がそう答えた。iPhone利用者の方がAndroid端末利用者よりもこの傾向が強い。NECビッグローブが調査結果を発表した。
この調査は2013年6月3―30日、同社のFacebook公式ページで実施し、スマートフォンを使っている1856人から回答を集めた。内訳はAndroid端末利用者62%、iPhone利用者34%、両方を持っている人が4%。
何らかの方法でスマートフォン料金の節約を図っている人はiPhone利用者で82%、Android利用者で81%。具体的な方法としては「通話アプリ」を使うという人がiPhoneで47%、Androidで44%に上り、それぞれ最多だった(グラフ参照)。
以下は「極力通話しない」(iPhone 42%/Android 38%)、「Wi-Fiスポットの積極利用」(iPhone 24%/Android 26%)、「モバイルWi-Fiルーター」(ともに12%)、「定額プラン」(iPhone 8%/Android 14%)などが挙がった。
一方、MVNO(仮想移動体通信事業者)各社がキャリアの回線を借りて手がけるデータ通信サービス「格安SIM」については、比較的導入しやすいAndroid利用者でも6%にとどまり、iPhone利用者では1%だった。
なお、スマートフォン利用者が毎月支払っている料金は平均6785円。ただし過半数が月額7000円以上を使っている。さらにAndroid利用者では月額9000円以上かかるという層が4人に1人(24%)の水準だ。iPhone利用者は月額5000―7000円という層が4割(39%)で比較的出費が少ない。
http://news.goo.ne.jp/article/niftybusiness/bizskills/niftybusiness-bm-47919.html