[ カテゴリー:生活, 社会 ]

“働く女性”として想起する、一番身近な存在は「母親」 女性のキャリア意識調査

人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社は、運営する就職・転職関連情報サイトの利用者1万5000名の女性に『女性のキャリア意識』に関するアンケートを実施した。インターネットのアンケートによるもので、調査期間は6月20日~7月1日。

 

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その結果、就職・転職情報サイトを利用する女性の継続就業意向は79%、働く最も身近な女性は「母親」。女性が何らかの形で働き続けることが主流で、母親の働き方を「いきいきしている」と感じている女性は親の仕事に臨む姿に自己投影し、業務の幅を広げること、責任あるポジションに就くことなど、キャリア形成に積極的な姿勢を示す状況が伺えた。

 

●継続就業について8割の女性が「これからもずっと働き続けたい」と回答
継続就業意欲は、未既婚別ではほとんど差はなく、年代別では50代までは年代が上がるにつれ高くなる。「働き続けたい理由」については、逆に年代差はほとんどなく、「経済的な自立の道は持っておきたい」が最も多く「家計的にも働ける間は働いておきたい」「社会とのつながりを感じたい」がそれに続き、過半数を超える回答結果になった。

●職務領域について、「業務の幅を広げること」に意欲的な女性は、7割以上。
業務の幅を広げることについては、「できれば業務の幅を広げたい」「どちらかといえば業務の幅を広げたい」と回答した方の合計が71%。理由は「毎日同じことの繰り返しでは進歩がない。業務の幅を広げ、人間として大きくなりたい」「いくつになっても向上心を持っていたい」「働く楽しみが増えることになる」などがある。
また、「働く中で、“責任あるポジションに就くこと”について」は、「できれば責任あるポジションに就きたい」「どちらかといえば責任あるポジションに就きたい」と回答した人の合計が42%。「責任あるポジションに就きたくない」の25%を上回る結果となった。

●既婚女性の8割が、ライフスタイルの変化とともに働く意識も変化したと回答
ライフスタイルの変化による影響は、働き方は変わるとしても、「子供の手が離れたら以前と同様に働きたい」と回答した人は46%にのぼる。

●“働く女性”として想起する、一番身近な存在は「母親」
親から受ける影響について、“働く女性”として想起する、一番身近な女性は誰かを尋ねたところ、1位は「母親」という結果に。
また、親がどのような働き方を希望していると思うかについては、39%が「家庭と仕事を両立してほしい」、4%が「結婚・出産に関係なく仕事に専念してほしい」と思っていると回答し、「育児や家庭に専念してほしい」は14%だった。

●責任あるポジションに「就きたい」女性と「就きたくない」女性では、異なる母親像
職務領域についても、親の影響は受けるようで、「責任あるポジションに就きたい」と回答した女性のうち、親は「家庭と仕事を両立してほしい」と思っている人の割合は46%。「責任あるポジションに就きたくない」と回答した女性でみると、親は「家庭と仕事を両立してほしい」と思っている人の割合は32%にとどまり、「わからない」人が40%にのぼる。親が両立を支持していると感じている女性の方が、職務領域の拡大について積極的な志向がある結果となった。

http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-381146.html

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