セキスイハイム信越は、2012年7月に長野県警察本部と「安全・安心な社会づくりに関する協定」を締結し、防犯配慮住宅についての研究・開発を開始。7月20日、その成果である「飯田展示場」(長野県飯田市)をオープンした。
同展示場は、「鉄骨系住宅」(ハイムbj)と「木質系住宅」(グランツーユー・フラッチェ)の2棟で構成。両棟ともに”侵入されにくい住宅設備機器””狙われにくい住宅環境”に配慮した「防犯モデルハウス」となっている。
例えば、玄関にはピッキングやこじ開け、サムターン回しといった侵入盗の手口に対応するドアを採用し、主錠にも不正解錠対策としてディンプルキーを用意。また、窓のロックはツーロックとしてるほか、閉め忘れをスマートフォンなどに自動で知らせてくれる「窓開閉センサー」を導入している。
また、夜間の防犯の強化のための、フラッシュライト・配光型のガーデンライトの配置提案や、「うろつきセンサー」、「カメラドアホン」、「センサーライト付きカメラ」と連携し、メールでスマートフォンやパソコンに不審者の存在を知らせる「セルフセキュリティ・システム」など、さまざまな防犯システムを一度に見ることができるという。
なお、モデルハウスの見学のほか、防犯設備の専門家「防犯設備士」によるアドバイスも実施。合わせて、同社が昨年4月に発売した、太陽光発電システム(PV)と独自のコンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」を採用したスマートハウス「進・スマートハイム」の仕組みについても確認できるとのこと。
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