ジャンクフードのパッケージを「地味化」して、消費者の購買意欲を抑える――「プレーンパッケージ」と呼ばれるこの案は、消費者の購買意欲を抑え、増え続ける肥満人口に歯止めをかける1つの鍵になるのではないかと考えられている。
先日、これについてディスカッションが行われた。
オーストラリア食品科学技術機構代表のアースティン博士は議論を歓迎する。「肥満による生活習慣病の増加は深刻で、この案も将来的に選択肢の一つになるだろう。その時には消費者の動きが変化し、食品産業に打撃を与えることが考えられる」。
反対派の栄養学者の1人は、政府が消費者の購買意欲をコントロールすることに違和感を抱く。「タバコと同じレベルで議論してはいけない。生きるためにタバコは不必要だが食品は不可欠だ」。
ダイエット専門家の女性は、「今のところ、消費者は栄養成分を考慮した買い物ができていない。プレーンパッケージは購買動機の改革につながると思う」と前向きだ。さらに学校やスーパーに専門家を置いてアドバイスするような工夫が必要ではないかと提案する。
パッケージが与える影響がいかほどのものなのか、彼らはどんな解決策を導き出していくのか・・・日本人にはちょっと想像しがたい「ジャンクフード問題」。あなたはどう思う?
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