毎日、赤ちゃんの夜泣きで起こされてしまい、昼間の仕事や育児の疲れがとれない……! そんな働きママもいますよね。夫に頼りきるのは無理があるし、なんだか、だんだんストレスがたまってきた……! そんなときには、こんな対処法を一度試してみてください。
■赤ちゃんの睡眠時間や、1日のスケジュールをチェックし、管理してみよう!
そのときの気分によって行動しているようにも見えますが、赤ちゃんにもちゃんとした1日のスケジュールがあるもの。それは赤ちゃんにも、体内時計というものが備わっているから。まずは、赤ちゃんが何時に起床し、何時に昼寝し、何時に入浴し、何時に就寝するかという、赤ちゃんの1日のスケジュールをチェックしてみましょう。
チェックしたら、体内時計になるべく合った活動ができるよう、スケジュール管理をしてみてください。起床時間が遅いならば早めにし、入浴時間が遅ければ早めにするなど、体内時計に合ったスケジュールを組み立ててみるのです。
そして、夫にも、赤ちゃんのスケジュールを把握してもらうことは大切。仕事疲れが癒やされるからって夜に赤ちゃんを起こしたら、赤ちゃんの体内時計が狂うため、赤ちゃんが夜泣きするようになってしまいます。
■赤ちゃんの体内時計を整えるための規則正しい生活パターンとは?
体内時計を整えるためには、朝は光とともに起床してもらい、夜は光の入らないところでぐっすり就寝させることが大事です。朝に光を浴びさせて、ぱっちり目がさめたところでミルクを与えましょう。そうすることで体内時計がリセットされて、赤ちゃんの体内が「朝時間」となります。
日中は基本的に、赤ちゃんの好きなように過ごせるようサポートしてあげると同時に、出かけたり、遊ばせたりして、しっかり活動させるのが効果的です。日中天気が悪いと赤ちゃんが夜泣きしやすいのは、光を十分浴びられず、赤ちゃんの体内時計が狂ってしまいがちから。日中の赤ちゃんの過ごし方に気をつけてみましょう。
また、夜の入浴は、就寝1~2時間前にすませておきましょう。人間の体温は日中に高まり、夜に低下することで体内リズムを刻んでいます。そのため、体温が低下することで、自然に睡眠モードに入りやすくなります。夜、遅い時間に入浴させたまま就寝させると、体温が十分に低下しないため、赤ちゃんが寝つきにくくなってしまいます。
■夜泣きするのは、「体内時計の乱れ」、「空腹」、「寂しい」のうち、どのパターン?
赤ちゃんが夜泣きするのは、体内時計の乱れにより睡眠モードに入れない場合や、単純に「おなかがへった!」と訴えている場合、それ以外にも、「ママ、寂しいよ!」と訴えていることもあります。
体内時計を整えてあげる工夫をしたり、眠る前に空腹をたっぷり満たしてあげるようにすれば、夜泣きしにくくなります。寂しがりな赤ちゃんの場合、明かりをつけて寝かせる母親もいます。ただ、これは赤ちゃんの体内時計を狂わせてしまいがち。赤ちゃんが寂しがっているときは、手を握ってあげたり、少しの間だけ添い寝してあげたりするとよいでしょう。赤ちゃんが落ち着けば、またぐっすり眠ってくれるはずです。
ぜひ、いろいろと試してみて、赤ちゃんがゆっくり眠れるような対策を練ってみましょう!
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