7月になり、食料品を中心にさまざまなものが値上がりしています。特に小麦や食用油といった食料品関係が値上がりしているので家計の出費は増大しそうです。
そこで今回は、少しでも食料品を安く買う方法を考えてみましょう。
スーパーやコンビニエンスストアの棚には、価格が比較的安いプライベートブランド(PB)商品が並んでいます。PB商品とは、スーパーなど小売店側が企画し、メーカーなどが製造している商品で最近は品数も豊富です。
「メーカー名が分からないので不安」と感じる人もいるかもしれませんが、名前を出していないだけで大手メーカーが製造しているケースも多いようです。商品を大量に製造するには、大規模な設備を必要とするためです。
チラシをしっかりと見ることも、安くものを買う秘訣(ひけつ)。ただ、新聞に折り込まれて来るのは近所のスーパーのチラシだけ。ご主人の勤め先や子供の学校の近くにある店のチラシ情報を手に入れるには、毎日特売(http://www.navit-tokubai.jp/)やオリコミーオ!(http://orikomio.jp/)などインターネットのチラシサイトが便利です。情報を共有すれば、家族で協力して安い買い物ができます。
業務用スーパーも安いですね。各社の店舗が全国各地にありますが、業者向けの卸価格でものが買えるのが魅力です。最近は、既存のスーパーの中にも業務用コーナーを設けているところもあります。
ただ、業務用スーパーの場合、「販売単位が大きい店舗が多い」というのが悩みどころです。「使い切れないのでは…」と心配になるかもしれませんが、「肉は冷凍する」「野菜などは乾燥させる」などの工夫で無駄なく使用しましょう。
業務用スーパーを利用するのなら、大量に買った商品を分け合える友人や親戚がいるとよりいいでしょう。食品などは事前にそれぞれの注文を集めて買い物し、それを分け合うといいのではないでしょうか。
各地に店舗展開しているコストコのように会費がかかる店舗でも、大量に購入して分け合えば十分にお得といえます。
インターネット上で買い物をする場合、購入希望者が多いほど商品の価格が安くなるサービスもあります。いくつものネット通販会社が手掛けていますので、水やジュースなど重いもの、かさばるものを買う場合などは、こうしたサービスを利用するのもいいでしょう。(経済ジャーナリスト)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130715/trd13071508280002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130715/trd13071508280002-n2.htm