暑くなると、おでこや首、肘の内側などにできやすいあせも。子供だけでなく大人でも悩んでいる人は多い。外回りの営業マンはもちろん、最近はオフィスの中も節電で空調温度が高めになり、汗をかきやすい。そこで不快なかゆみを抑え、べたつかない使用感の薬がいろいろと出ている。
ロート製薬は3月に「メンソレータムADソフト」を発売した。同社の調査では、2人に1人が大人になってもあせもができたことがあり、大人向けの薬が少ないと感じる人が多いという。
大人にもしっかりと効くように、炎症を抑えたり雑菌の繁殖を防いだりする6種類の有効成分を配合。清涼成分も含んでいて爽快感もある。塗った後に白くなりにくいので、首の周りなどにも使いやすい。35グラム入りで希望小売価格は924円。
エスエス製薬の「新スキンセーフ」は、かゆみやアレルギー性の炎症を鎮める成分を配合した。殺菌消毒剤が皮膚の表面をきれいにして、症状が悪化するのを防ぐ。皮膚を乾燥させる作用のある成分も入っているので、汗の増加を抑えて肌をさらっとさせる。50グラム入りで1050円。
ユースキン製薬の「薬用あせもジェル」は、あせもを防ぐ効果がある医薬部外品だ。汗に含まれるアンモニアなどの刺激から肌を守る成分を配合。モモの葉やアロエ、シソの葉から抽出した植物性エキスも入っていて、肌に潤いを与える。水溶性のジェルでさっぱりした使い心地が特長。140ミリリットル入りで819円。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130715/bdy13071508310000-n1.htm