商店街を大きな100円ショップに見立てて、それぞれの店が工夫を凝らした、さまざまな商品やサービスを100円で提供する「100円商店街」が新発田市で開かれました。
この催しは、新発田市役所近くの3つの商店街の店主たちや新発田市が、去年から開いています。
およそ700メートルの通り沿いでは、70余りの店が、軒先で、野菜やパン、それに洋服などを100円で販売しました。
また携帯電話のストラップ作りや、ストップウオッチを5秒ちょうどで止めると賞品がもらえるゲームに、100円で参加できるなど、工夫を凝らした催し物も行われ、買い物客の人気を集めていました。買い物に訪れた女性は「100円なら子どもでも気軽に買い物できる。今後も続けてほしい」と話していました。
新発田市によりますと、大型店の進出などにより、市内の商店街では、空き店舗の割合が25%から30%程度に達するなど、低迷が続いています。
新発田市にぎやか商店街実行委員会の荻野秀介委員長は「こうした行事を通して、大型店とは違った商店街の魅力を発信していきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035925091.html