上越市と新潟空港の間を直接結ぶ乗り合いタクシーの運行が、13日から始まりました。
この乗り合いタクシーは、新潟県が、上越市内の4つのタクシー会社に委託して、運行を始めました。午前8時前に最初のタクシーが新潟空港に到着すると、乗客の夫婦に出迎えた関係者から記念品が贈られました。
上越市と新潟空港の間には、新潟駅を経由する高速バスが運行されていましたが、停留所が多く、3時間以上かかることなどから、利用者が伸び悩み、ことし3月で運行が取りやめられました。
乗り合いタクシーは、上越市と新潟空港を2時間半で結び、1日に5便、ソウルと上海、それに大阪便の発着時間にあわせて運行されます。
利用するには予約が必要で、運賃は片道3000円です。
利用した上越市の60代の男性は「とても快適だった。今後も利用したい」と話していました。
また空港では、乗り合いタクシーの運行開始を記念して上越市で活躍している、「上杉おもてなし武将隊」が、舞いを披露し、上越市の観光をPRしていました。
県空港課の樋口政史課長は「上越地方から空港へのアクセスが不便という声もあったので、これを活用して、多くの人に新潟空港を利用してほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035339061.html










