海辺を訪れる人が増える夏休みを前に、新潟市の海岸で砂浜や突堤に危険な場所がないか調べる安全点検が行われました。
この安全点検は、平成13年に兵庫県明石市の海岸で4歳の女の子が陥没した砂浜にはまって亡くなった事故を教訓に、北陸地方整備局が毎年行っています。
新潟市中央区にある日和山浜に北陸地方整備局の職員や地元の住民の代表などが集まりました。
そして、およそ2点5キロある海岸を歩きながら、砂浜に陥没しやすい箇所がないか調べたり、突堤に設置されている転落防止のための柵がしっかりと固定されているか確認したりしていました。
参加した住民の1人は「子どもたちがよく訪れる海岸なので安全に利用できるようこれから自分たちだけでも点検を続けていきたい」と話していました。
北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所の田室正秋海岸課長は「点検では危険な箇所は見つからなかった。これから海水浴などで海岸を訪れる人たちには安全に注意しながら海を楽しんでもらいたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035643521.html