消防隊員が日ごろ培った人命救助の技術を競う大会が新潟市で開かれました。
この大会は災害や事故の現場などでの人命救助の技術を高めようと、各地にある自治体の消防本部が毎年、合同で開いているもので、ことしは18の消防本部からおよそ280名が参加しました。
大会では、2つの建物の間を長さ20メートルのロープを伝って渡る競技や高さ3メートルの壁を5人1組で協力しあいながら乗り越える競技などが行われました。
消防隊員たちは大きなかけ声を上げながら、真剣な表情で競技に取り組んでいました。
新潟市消防局の米山修局長は「隊員たちには日ごろの訓練の成果を十分に発揮してもらい、これからも『人命が第一』ということをしっかりと意識しながら訓練に取り組んでほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035573061.html?t=1372884497559