妊婦が感染すると胎児の心臓や聴力などに障害が出る恐れのある風疹の今年の感染者数が、全週より504人増え、1万1489人となったことが2日、国立感染症研究所の調べで分かった。1週間に800人超の増加が続いていた5月よりは減ってきたが、流行は続いている。
感染研によると、6月26日までに大阪120人、東京88人、神奈川55人、兵庫37人、千葉・埼玉22人-など首都圏、近畿圏を中心に計504人の新たな患者が報告された。8割近くが男性で、20~40代が目立つ。
厚生労働省は、妊娠を希望する女性や、妊婦の家族などは予防接種を受けるよう呼びかけている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130702/bdy13070212520004-n1.htm