妙高市の山林で採った有毒な野草の「コバイケイソウ」を山菜のウルイと間違えて食べた男女４人が食中毒を起こして病院で手当を受け、保健所は食用と間違いやすい野草に注意するよう呼びかけています。
食中毒を起こしたのは上越市と妙高市に住む男女あわせて４人です。上越保健所によりますと、４人は妙高市の山林で採ってきた野草をきのう自宅で調理して食べ、その後、嘔吐や手足のしびれ、それに意識がもうろうとするなどの症状を訴えました。
いずれも病院に入院して手当てを受けましたが、全員、症状は快方に向かっているということです。保健所で調べたところ、４人が食べたのは有毒な野草の「コバイケイソウ」で、山菜のウルイと間違えて食べてしまったということです。
コバイケイソウは、山や湿地など湿気の多いところに自生し、葉の形がウルイと似ていることから間違えて食べて食中毒を起こすケースが多いということです。
上越保健所は、食用と間違いやすい野草に注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035748931.html?t=1372795051824
