毎年80万人以上が集まる「長岡まつり大花火大会」について長岡市はことしの開催日が週末となりこれまでで最も多い人出が予想されるとして「フェニックス」と呼ばれる大がかりな花火の打ちあげ時間を変更するなど、安全対策の強化をはかることを決めました。およそ2万発の花火が打ち上げられ日本三大花火大会のひとつとされる「長岡まつり大花火大会」は毎年8月2日と3日に開かれます。去年は木曜と金曜の2日間で89万人が集まりましたがことしは開催日が金曜と土曜になりこれまでで最も多い90万人以上が集まると予想されています。
このため長岡市は安全対策の強化のため花火の打ちあげ順を変更することを決めました。
変更するのは中越地震からの復興を祈願して8年前に始まった「フェニックス」です。
「フェニックス」は大会を盛り上げるためプログラムの終盤に打ちあげられていますが例年、この花火の後に帰る人が集中していたため、ことしは中盤の午後8時20分ごろに変更して、帰る人の流れを分散させたいとしています。
長岡市は、このほかにも、▼有料の観覧席を2万席増やしたり▼観客の誘導にあたるスタッフを2日間で200人増やすなど安全対策を強化することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035639611.html